日本大百科全書(ニッポニカ) 「善福寺池」の意味・わかりやすい解説 善福寺池ぜんぷくじいけ 東京都杉並区北西端にある池。江戸時代、池畔に善福寺、万福寺があり、名の由来というが、現在ではその跡は不明である。三宝寺(さんぽうじ)池(練馬区)、井の頭(いのかしら)池(三鷹(みたか)市)とともに武蔵野(むさしの)台地のなかの湧水(ゆうすい)として3名池の一つに数えられた。池は上池、下池に分かれ、あわせて面積約1万平方メートル、周囲は武蔵野のおもかげを残す善福寺公園で、池水は善福寺川の水源で神田川に注ぐ。[沢田 清] 善福寺公園 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「善福寺池」の意味・わかりやすい解説 善福寺池ぜんぷくじいけ 東京都杉並区の北西端にある湧水池。面積 0.82km2,水深約 1m。Z字形の細長い池で,南東端から善福寺川が流出。東京都の風致地区指定地で,付近は公園・住宅地区を形成。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by