四酸化オスミウム

世界大百科事典 第2版の解説

しさんかオスミウム【四酸化オスミウム osmium tetroxide】

化学式OsO4。酸化オスミウム(VIII)ともいう。オスミウムの粉末を酸素気流中で赤熱するか,オスミウム化合物を酸化すると得られる。無色ないし淡黄色針状晶。融点40.6~40.7℃,沸点131.2℃,比重4.906(22℃)。常温で揮発性,気体は単分子から成る。特異な強い臭気をもつ。水素と混合して赤熱した管中を通すと容易にオスミウムに還元される。水,アルコール,エーテル,四塩化炭素,ベンゼンなどに溶ける。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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