ずしきけいさんほう
図式計算法
graphical computation method
重力異常や磁気異常の解析において,地下の構造や物体の形状がその異常の形態からみて近似的に二次元的であるとみなされるとき,密度あるいは磁化の強さ・方向を適当に仮定して試行錯誤的に逐次近似を進めて地下の構造や物体の形状を求める計算法。重力探査,磁気探査において簡便な各種の方法が考案され使われている。この計算法を利用して重力異常などを解析することを図式解析法(graphical analysis method)という。
執筆者:瀬谷 清
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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図式計算法
ずしきけいさんほう
graphical calculation
代数方程式や微分方程式などを解くのに,定規やコンパスなどの普通の製図用具 (補助的に簡単な器械も) を用いて,幾何的作図によって計算する方法。アナログ計算の一例。個別の式にひとつひとつ作図して解を求める狭義の図式計算法 (図計算) と,与えられた方程式の1つの型に1度だけ作図しておく図表計算 (→ノモグラフ ) に分けられる。精度が限られる欠点があるが,関数近似の手法の応用により,定型的な設計計算の補助手段として活用された。現在ではコンピュータによる計算結果を図で表示して利用する補助手段とされる。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の図式計算法の言及
【計算図表】より
…計算を迅速かつ簡単に行う手段として用いられる図表。この図表を使った計算を図式計算法という。計算図表の原型はかなり古くから見いだされるが,学問としての体系化は19世紀後半に主としてフランスの学者たちによって行われ,なかでもドカーニュMaurice d’Ocagne(1862‐1938)は共線図表の創案によって,計算図表学第一の功労者とされている。…
※「図式計算法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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