国道三八号(読み)こくどうさんじゆうはちごう

日本歴史地名大系 「国道三八号」の解説

国道三八号
こくどうさんじゆうはちごう

空知支庁管内の滝川市と釧路市を結ぶ一般国道。芦別市市街は国道四五二号、富良野市市街―同市東山ひがしやま間は同二三七号、帯広幕別まくべつ明野あけの間は同二四二号、白糠しらぬか町市街―釧路市間は同三九二号、釧路市大楽毛おたのしけ―同市市街は同二四〇号と重複し、実延長二九七・八キロ。芦別国道・狩勝かりかち国道・十勝国道・釧路国道などと通称される。起点は滝川市おお町一丁目、終点は釧路市大川おおかわ町。日勝につしよう峠開通までは道央と道東を結ぶ重要幹線の役割を果した。ルートは起点の滝川市で国道一二号から分岐空知川に沿って東へ向かい、かつての石炭の町赤平市・芦別市を経て空知支庁と上川支庁管内の境に近い芦別市滝里たきさと湖の北辺を通り富良野市に入る。芦別市中心街で国道四五二号、富良野市中心街で国道二三七号と接続し、富良野芦別道立自然公園の北側を通る。南富良野町に入り、かなやま湖の東端を経て石狩・十勝支庁境の狩勝峠(標高六四四メートル)に達する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android