コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

国際博物館会議 こくさいはくぶつかんかいぎInternational Council of Museums; ICOM

2件 の用語解説(国際博物館会議の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

国際博物館会議
こくさいはくぶつかんかいぎ
International Council of Museums; ICOM

略称イコム。 1946年 11月,パリで開かれた会議において創立され,博物館を通じて教育,学術,文化の国際協力を促進する非政府間国際機構で,ユネスコの協力機関。博物館の国際協力 (博物館活動の情報の交換,共同研究など) を促進し,博物館の利益を代表する機関として,またユネスコの博物館に関する諮問機関としての役割をもつ。事務局はパリのユネスコ本部内にあり,3年ごとに総会が開かれる。日本は 52年に加盟した。日本には「日本博物館協会」があり 15人以内で構成する ICOM日本委員会を中心に,博物館の活動を海外に紹介,資料の普及などを行なっている。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

国際博物館会議
こくさいはくぶつかんかいぎ
International Council of Museums

博物館とその専門家による活動を支援する国際非政府機構。略称ICOM(イコム)。1947年に設立され、事務局をパリに置く。国連経済社会委員会の諮問機関でもある。137の国と地域から3万人に及ぶ博物館の専門家が活動に参加しており、執行委員会と諮問委員会のほか、世界を八つの地域に分けた地域団体と114の国内委員会、専門分野に分けられた31の国際委員会によって組織されている。世界の自然や文化遺産の保全・維持活動を支援し、文化財の密売への対処などといった、専門的な問題に取り組むことをおもな目的とする。また、専門家間の国際的な協力や交流を促進し、専門知識や倫理面の水準向上を目ざした人材教育を支援している。日本では1951年(昭和26)にICOM日本委員会が設立され、ICOM本部との情報交換や事業参画を図っている。事務局は東京都千代田区にある公益財団法人日本博物館協会に置かれている。
 ICOMは1977年に毎年5月18日を「国際博物館の日」と制定し、博物館が社会に果たす役割を広くアピールしている。この活動に賛同する博物館はこの日の入館料を無料とするほか、記念品の贈呈や講演会などの記念事業を行っている。[編集部]

世界博物館大会

3年に一度、ICOMの全メンバーが招待され、すべての委員会が一堂に会する大会。これにあわせて最高管理機関であるICOM総会が開かれ、執行委員の選挙が行われるとともに、戦略計画が採択され、以降の活動の指針が示される。2013年にはブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開かれ、2016年はイタリアのミラノでの開催が決定している。続く2019年の開催地には京都が立候補し、招致活動を行っている。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

国際博物館会議の関連キーワードイタリア映画新日本文学戦争放棄カストリ雑誌北朝鮮新教育世界(雑誌)盧武鉉南海地震ビキニ

今日のキーワード

エンゲルの法則

家計の総消費支出に占める飲食費の割合 (エンゲル係数 Engel coefficientと呼ぶ) は,所得水準が高く,したがって総消費支出が大きいほど低下するというもの。エンゲル係数は国民の消費生活面...

続きを読む

コトバンク for iPhone

国際博物館会議の関連情報