朝日日本歴史人物事典 「土佐光成」の解説
土佐光成
生年:正保3.12.20(1647.1.25)
江戸初期の土佐派の画家。「みつしげ」とも読む。土佐家中興の祖・土佐光起の子。幼名藤満丸,のち左衛門尉,剃髪後の法名は常山。延宝9(1696)年正六位下左近衛将監輔,元禄9(1696)年従五位下刑部権大輔に叙任,宮廷の絵所預として,内裏,仙洞御所の絵事御用を勤めた。<参考文献>大村西崖編『東洋美術大観』5巻
(榊原悟)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報