土呂久のヒ素公害

共同通信ニュース用語解説 「土呂久のヒ素公害」の解説

土呂久のヒ素公害

宮崎県高千穂町土呂久地区の鉱山で1920~62年、農薬などの原料となる亜ヒ酸を断続的に製造。周辺住民の多くがヒ素中毒とみられる症状で死亡し、水や土壌汚染も引き起こした。71年に地元の小学校教諭が告発、73年に公害病に指定された。患者らが75年に最終鉱業権者の住友金属鉱山を提訴し、90年に最高裁和解成立。2019年3月時点で慢性ヒ素中毒症と認定されたのは207人(うち生存者は48人)。今でも毎年のように新たな患者が認定を受けている。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む