土呂久のヒ素公害

共同通信ニュース用語解説 「土呂久のヒ素公害」の解説

土呂久のヒ素公害

宮崎県高千穂町土呂久地区の鉱山で1920~62年、農薬などの原料となる亜ヒ酸を断続的に製造。周辺住民の多くがヒ素中毒とみられる症状で死亡し、水や土壌汚染も引き起こした。71年に地元の小学校教諭が告発、73年に公害病に指定された。患者らが75年に最終鉱業権者の住友金属鉱山を提訴し、90年に最高裁和解成立。2019年3月時点で慢性ヒ素中毒症と認定されたのは207人(うち生存者は48人)。今でも毎年のように新たな患者が認定を受けている。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む