日本歴史地名大系 「土場村」の解説 土場村どばむら 北海道:檜山支庁江差町土場村[現在地名]檜山郡江差町字柳崎町(やなぎざきちよう)近世から明治初年まで存続した村。伏木戸(ふしきど)村の北に位置し、南東から東にかけては目名(めな)村・厚沢部(あつさぶ)村(現厚沢部町)、北東は鰔川(うぐいかわ)村。西は日本海に面する。「つちば」とも訓じる(行程記)。厚沢部川河口に位置する当村は、江戸時代に上流で伐採された木材の貯木場(土場)として集落が形成されたところと推定され、現在土場・川袋(かわふくろ)という小字地名が残る。延宝六年(一六七八)二月七日、「厚佐部留場」宛に檜山伐採にかかわる木材取扱についての制札が出されているが(福山秘府)、これは当村に宛てたものかもしれない。 土場村どじようむら 埼玉県:北葛飾郡吉川町土場村[現在地名]吉川町土場飯島(いいじま)村の南西に位置し、村の西を大場(おおば)川が流れる。元禄八年(一六九五)の検地の際に飯島村とともに半割(はんわり)村から分村。元禄郷帳に村名がみえ、高一六七石余。化政期の家数二一(風土記稿)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by