土崩瓦解(読み)ドホウガカイ

デジタル大辞泉 「土崩瓦解」の意味・読み・例文・類語

どほう‐がかい〔‐グワカイ〕【土崩瓦解】

[名](スル)《「史記」始皇本紀から》土や瓦がばらばらに崩れ落ちるように、物事根底からくずれてしまうこと。
[類語]崩れるついえる雪崩なだれる崩落する崩壊する瓦解がかいする潰れる破れる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「土崩瓦解」の意味・読み・例文・類語

どほう‐がかい‥グヮカイ【土崩瓦解】

  1. 〘 名詞 〙 土がくずれ、瓦(かわら)が破れる意から、根底からくずれ破れて手のつけようのないさまにたとえていう。
    1. [初出の実例]「彼之奏功甚速、而其敗也土崩瓦解」(出典弘道館記述義(1852)下)
    2. [その他の文献]〔史記‐始皇本紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「土崩瓦解」の解説

土崩瓦解

土が崩れ、瓦が砕けること。転じて、物事が根底から崩れて、もはや手のつけようのないことのたとえ。

[活用] ―する。

[使用例] もしほんとうに土崩瓦解に成功しているのなら、それはかえって僕の思う壺だ[太宰治道化の華|1935]

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む