土御門通親(読み)ツチミカドミチチカ

デジタル大辞泉 「土御門通親」の意味・読み・例文・類語

つちみかど‐みちちか【土御門通親】

[1149~1202]鎌倉初期の廷臣村上源氏の出。内大臣兼右近衛大将。源頼朝と手を結ぶ関白九条兼実くじょうかねざねを退け、外孫土御門天皇を即位させ、権力を握って鎌倉幕府に対抗した。和歌もよくした。源通親

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旺文社日本史事典 三訂版 「土御門通親」の解説

土御門通親
つちみかどみちちか

1149〜1202
平安末期・鎌倉初期の政治家
村上源氏の出身。源通親ともいう。後白河上皇近臣で,1185年源頼朝の推薦で議奏公卿となった。'96年頼朝と結んだ九条兼実を排斥し,後鳥羽天皇譲位後,外孫の土御門天皇をたて朝廷実権握り,後鳥羽上皇のとき内大臣に昇進し,鎌倉幕府に対抗した。

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改訂新版 世界大百科事典 「土御門通親」の意味・わかりやすい解説

土御門通親 (つちみかどみちちか)

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百科事典マイペディア 「土御門通親」の意味・わかりやすい解説

土御門通親【つちみかどみちちか】

源通親

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「土御門通親」の意味・わかりやすい解説

土御門通親
つちみかどみちちか

源通親」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の土御門通親の言及

【源通親】より

…平安末~鎌倉前期の宮廷政治家。正二位内大臣にまで進み,土御門(久我)内大臣と号す。村上源氏久我雅通の長子。母は美福門院(または八条院)女房,典薬助藤原行兼の娘。はじめ花山院忠雅の娘を妻としたが,仁安・嘉応(1166‐71)ころ平教盛の娘をめとり,全盛期の平氏の後援をたのんで政界に進出。また高倉天皇の近臣として重きをなしたが,平氏の西走(1183)後は後鳥羽天皇の乳母高倉範子を室に迎えるなどして政治的立場の更新をはかり,後白河法皇近臣の列に加わった。…

※「土御門通親」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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