坂田莠(読み)さかた はぐさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「坂田莠」の解説

坂田莠 さかた-はぐさ

1830-1891 江戸後期-明治時代の武士,神職
天保(てんぽう)元年生まれ。日向(ひゅうが)(宮崎県)高鍋(たかなべ)藩士。藩校明倫堂にまなんだのち,大坂藤沢東畡(とうがい),江戸で藤森弘庵(こうあん)の門人となる。維新後は新政府につとめ,明治14年奈良県大神(おおみわ)神社の宮司となった。明治24年3月30日死去。62歳。著作に「素行紀事」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android