垂纓(読み)スイエイ

デジタル大辞泉 「垂纓」の意味・読み・例文・類語

すい‐えい【垂×纓】

冠のえい纓壺えつぼに挿して後方に垂らしたもの。文官が用いる。たれえい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「垂纓」の意味・読み・例文・類語

すい‐えい【垂纓】

  1. 垂纓〈三十六歌仙絵 興風〉
    垂纓〈三十六歌仙絵 興風〉
  2. 〘 名詞 〙(えい)を後方にたらしたままの冠(かんむり)天皇立纓(りゅうえい)武官巻纓(けんえい)に対していう。
    1. [初出の実例]「大嘗会、小忌舞人、衛府輩、着垂纓冠」(出典西宮記(969頃)一七)
    2. [その他の文献]〔管子‐小匡〕

たれ‐えい【垂纓】

  1. 〘 名詞 〙すいえい(垂纓)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「垂纓」の読み・字形・画数・意味

【垂纓】すいえい

冠飾の紐。

字通「垂」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android