城下川(読み)しろしたがわ

日本歴史地名大系 「城下川」の解説

城下川
しろしたがわ

島並の籠面しまなみのかごめん地先の水流を集め、蛇行しながら麻生城跡と麻生陣屋跡の間を西流し、川下鯉千匹こいせんじ川と合流して霞ヶ浦に注ぐ。全長約三・一キロ。城下の川名は麻生城の下を流れるところから、鯉千匹の川名は霞ヶ浦から遡上する鯉魚が多く、漁夫の一網に千匹を獲たという伝承からつけられたとされる。中世には麻生城南側の、近世は麻生陣屋北側の堀としての役割を果し、また農業用水としても利用された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む