デジタル大辞泉 「報本反始」の意味・読み・例文・類語 ほうほん‐はんし【報本反始】 《「礼記」郊特牲の「本に報い、始めに反かえる」から》自然や祖先の恩恵に報いるという道徳観を示す語。日本では幕末より第二次大戦まで、祖先信仰と国家神道推進のため政府により盛んに鼓吹された。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「報本反始」の意味・読み・例文・類語 ほうほん‐はんし【報本反始】 〘 名詞 〙 ( 本に報い始にかえる意から ) 祖先の恩に報いること。[初出の実例]「法律紀綱を専一にすと雖とも報本反始は人世の第一義にして」(出典:新聞雑誌‐四五号附録・明治五年(1872)五月)[その他の文献]〔礼記‐郊特牲〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
四字熟語を知る辞典 「報本反始」の解説 報本反始 祖先の恩に報いること。 [使用例] 祭祀の儀礼に報本反始とか追孝とかいうような道徳的意義を附会した儒教思想に誘われて[津田左右吉*日本歴史の研究に於ける科学的態度|1946] [解説] 本に報い始にかえる意から。 出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報