デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「塩原太助」の解説 塩原太助 しおばら-たすけ 1743-1816 江戸時代中期-後期の商人。寛保(かんぽう)3年生まれ。江戸にでて薪炭問屋に奉公。のち独立して本所相生町に炭屋をひらき,財をきずく。公益のために私財を投じ,庶民に人気があった。三遊亭円朝の人情噺(ばなし)「塩原多助一代記」や同名の歌舞伎で知られる。文化13年閏(うるう)8月14日死去。74歳。上野(こうずけ)(群馬県)出身。幼名は彦七。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例