塩原太助(読み)しおばら たすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「塩原太助」の解説

塩原太助 しおばら-たすけ

1743-1816 江戸時代中期-後期商人
寛保(かんぽう)3年生まれ。江戸にでて薪炭問屋奉公。のち独立して本所相生町に炭屋をひらき,財をきずく。公益のために私財を投じ,庶民に人気があった。三遊亭円朝の人情噺(ばなし)「塩原多助一代記」や同名の歌舞伎で知られる。文化13年閏(うるう)8月14日死去。74歳。上野(こうずけ)(群馬県)出身。幼名は彦七

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android