夏八木勲(読み)なつやぎいさお

百科事典マイペディア 「夏八木勲」の意味・わかりやすい解説

夏八木勲【なつやぎいさお】

俳優。東京都生れ。一時期は夏木勲(なつきいさお)の名義で活動した。慶応義塾大学中退。文学座研究所を経て,俳優座養成所に入所した。同養成所では同期原田芳雄地井武男・前田吟(ぎん)・栗原小巻らがおり,のちに〈花の15期生〉と呼ばれた。1966年に《骨までしゃぶる》で映画デビュー。1974年のNHKテレビ小説《鳩子の海》の脱走兵役が評判を呼んだ。1970年代後半は《人間の証明》《野生の証明》《白昼死角》《戦国自衛隊》などの角川映画の常連となり,晩年は名脇役として活躍した。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「夏八木勲」の解説

夏八木勲 なつやぎ-いさお

1939-2013 昭和後期-平成時代の俳優,声優
昭和14年12月25日生まれ。昭和41年俳優座養成所を卒業して東映と契約。「骨までしゃぶる」でデビュー。時代劇アクション映画,やくざ映画,現代劇などに出演し,主役敵役などを幅広く演じる。「ハムレット」など舞台や外国映画の吹き替えなどの声優としても活躍。平成25年「希望の国」で毎日映画コンクール男優主演賞,高崎映画祭最優秀主演男優賞,芸術選奨文部科学大臣賞。平成25年5月11日死去。73歳。東京出身。慶大中退。

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