原田芳雄(読み)はらだ よしお

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

原田芳雄 はらだ-よしお

1941-2011 昭和後期-平成時代の俳優。
昭和16年2月28日生まれ。昭和41年俳優座にはいり,43年松竹の「復讐の歌が聞える」で映画デビュー。「反逆のメロディー」などで無頼の青春を演じ,50年「田園に死す」「祭りの準備」でブルーリボンなどの助演男優賞。作品はほかに「ツィゴイネルワイゼン」「陽炎(かげろう)座」「父と暮せば」「ニワトリはハダシだ」など。平成23年7月19日死去。71歳。死後の24年「大鹿村騒動記」でキネマ旬報ベスト・テン主演男優賞,日本アカデミー賞最優秀主演男優賞。同年ブルーリボン賞特別賞も受賞。東京出身。本所工卒。

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百科事典マイペディアの解説

原田芳雄【はらだよしお】

俳優。東京都生れ。東京都立本所工業高校を経て,俳優座養成所に入る。同養成所では15期生で,同期に地井武男夏八木勲林隆三・栗原小巻らがおり,のちに〈花の15期生〉と呼ばれた。その後,俳優座に入るが,1971年に俳優座の体質を批判して市原悦子・中村敦夫らとともに退団した。個性的な演技と独特の風貌で知られ,映画の代表作として《赤い鳥逃げた?》《竜馬暗殺》《田園に死す》《祭りの準備》《ツィゴイネルワイゼン》《どついたるねん》《鬼火》などがある。最後の主演作となった《大鹿村騒動記》の試写会が亡くなる8日前に行われ,原田は長女が押す車椅子で会場に現れている。テレビでの活躍も幅広く,鉄道マニアの顔と相俟って,同じ趣味をもつタモリのテレビ番組《タモリ倶楽部》の鉄道企画にたびたび登場している。ブルースのミュージシャンとしてライブ活動も行っていた。

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