夏水仙(読み)ナツズイセン

デジタル大辞泉 「夏水仙」の意味・読み・例文・類語

なつ‐ずいせん【夏水仙】

ヒガンバナ科多年草。葉は幅広線形で、春に伸び、夏には枯れる。8月ごろ、高さ50~70センチの花茎を伸ばし、淡紅色のらっぱ状の花を数個開く。中国原産 夏》「花かざし―の独り立ち欣一

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精選版 日本国語大辞典 「夏水仙」の意味・読み・例文・類語

なつ‐ずいせん【夏水仙】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ヒガンバナ科の多年草。中国原産で、観賞用に庭園に植えられるが、本州の中部以北では野生化している所もある。高さ約六〇センチメートル。鱗茎は径約五センチメートルのラッキョウ状。葉は広線形で晩秋に出て開花前に枯れる。盛夏、花茎が出て、先端に淡紅色で半開したラッパ状の花が集まって咲く。漢名に鹿葱を当てるが誤用。けいせいばな。《 季語・夏 》 〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕
  3. 植物きつねのかみそり(狐剃刀)」の異名。〔大和本草(1709)〕
  4. 植物「げっかこう(月下香)」の異名。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「夏水仙」の解説

夏水仙 (ナツズイセン)

学名Lycoris squamigera
植物。ヒガンバナ科の多年草,園芸植物,薬用植物

夏水仙 (ナツズイセン)

植物。ヒガンバナ科の多年草。ゲッカコウ別称

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