外ヶ浜町(読み)ソトガハママチ

デジタル大辞泉 「外ヶ浜町」の意味・読み・例文・類語

そとがはま‐まち【外ヶ浜町】

外ヶ浜

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「外ヶ浜町」の意味・わかりやすい解説

外ヶ浜〔町〕
そとがはま

青森県北西部,津軽半島北部で飛び地を形成する町。2005年蟹田町と平舘村,および今別町を挟んで西方に位置する三厩村が合体して成立。外ヶ浜は津軽半島の陸奥湾に面した地域を示す古くからの名称。かつて蟹田は松前街道沿いの重要な宿駅。三厩港は松前街道の終点にあたり,蝦夷地との往復に重要な港だった。ほとんどが山地ヒバの美林が多く,木材を産出し木工品もつくられる。沿岸部では,磯物採取や養殖漁業が行なわれる。三厩昆布,焼き干し,増川ヒバなどの特産がある。蟹田にある国指定史跡,大平山元遺跡(おおだいやまもといせき)は,2021年「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産として世界遺産の文化遺産に登録された。南東の海岸に臨む観瀾山は,陸奥湾,対岸の下北半島を一望できる景勝地。北西端の竜飛崎を中心とする海岸は,津軽国定公園に属する。北海道と本州を結ぶ青函トンネルが通る。JR津軽線,海岸沿いに国道280号線が通る。面積 230.30km2。人口 5401(2020)。

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日本歴史地名大系 「外ヶ浜町」の解説

外ヶ浜町
そとがはままち

2005年3月28日:東津軽郡蟹田町平舘村・三厩村が合併
【蟹田町】青森県:東津軽郡
【平舘村】青森県:東津軽郡
【三厩村】青森県:東津軽郡

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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