外交革命(読み)がいこうかくめい

旺文社世界史事典 三訂版 「外交革命」の解説

外交革命
がいこうかくめい

18世紀にオーストリアが宿敵フランスと同盟を結んだこと
オーストリアはオーストリア継承戦争でプロイセンにシュレジエンを奪われた。その報復のため宰相カウニッツのもと,プロイセンの孤立を目的として,1756年フランスと同盟を結んだ。これはヨーロッパにおける勢力均衡の大変動となった。すでにロシア・ザクセンがオーストリアと組んでいたため,ここにプロイセンは完全に包囲され,追いつめられたフリードリヒ2世は予防戦争を開始するが,帝国議会はプロイセンへの懲罰を決議したため,彼はほぼ単独でオーストリアとの七年戦争を戦わざるを得なくなった。

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「外交革命」の解説

外交革命(がいこうかくめい)

1756年マリア・テレジア治下のオーストリアが,プロイセンへの対抗上,外交上の宿敵フランスとの同盟を成立させ,ハプスブルク家対ブルボン家の対立を基軸とするヨーロッパ外交界に革命的変動をもたらした事態をさす言葉。これにより七年戦争はオーストリア,フランス対プロイセン,イギリスという,従来とは逆転した敵味方関係で戦われた。

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