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外曲 がいきょく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

外曲
がいきょく

邦楽の分類用語。「本曲」の対語尺八胡弓一弦琴八雲琴などで,本来その楽器のための作曲でなく,箏や三味線などほかの種目の曲から編曲した曲。

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デジタル大辞泉の解説

がい‐きょく〔グワイ‐〕【外曲】

尺八・胡弓などで、本来他の楽器のために作られた曲を編曲して演奏するもの。⇔本曲
地歌で、組歌(三味線組歌)でないもの。また箏(そう)曲で、組歌(箏(こと)組歌)でないもの。→組歌

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百科事典マイペディアの解説

外曲【がいきょく】

本曲(ほんきょく)

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大辞林 第三版の解説

がいきょく【外曲】

邦楽のうち、尺八楽・胡弓楽・琴楽などで、他種の楽器(箏・三味線など)の曲を摂取して、自流の楽器で演奏する曲。 ↔ 本曲

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世界大百科事典内の外曲の言及

【荒木古童】より

…本名は半三郎。幼年から尺八を好み,14歳で一閑流の横田五柳に師事し,主に外曲を学ぶ。のち尺八修練のため虚無僧となって托鉢中に豊田古童に出会い,師事して本曲を学び,豊田の没後,29歳で古童の名を継いだ。…

【尺八】より

…これを基に江戸を中心に琴古流と称する芸系(今日まで存続)が生じ,以後,関西その他の地方にもいくつかの流派が生じた。その中では,幕末の大坂で外曲(三曲合奏)を主として活躍した近藤宗悦(そうえつ)の宗悦流(現存しない),京都明暗(みようあん)寺の明暗真法(みようあんじんぽう)流,浜松普大寺系統の西園(せいえん)流,弘前の津軽藩士のたしなみとなった錦風(きんぷう)流(根笹(ねざさ)派とも)などがよく知られる。普化宗は1871年(明治4)に維新政府の命令で廃止され,尺八も存亡の危機に面したが,荒木古童など当時の琴古流の指導者の尽力により普化宗を離れた楽器としての存続が認められ,以来,琴古流では本曲よりも外曲に力を注ぐようになり,東京を中心としつつ全国的に普及していく。…

※「外曲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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