デジタル大辞泉
「外罰的」の意味・読み・例文・類語
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がいばつ‐てき グヮイバツ‥【外罰的】
〘形動〙 (extra-punitive の
訳語)
心理学で、欲求不満による
緊張が生じた場合、その原因を自分以外の外部に求め、これに対して攻撃的に反応する傾向をいう。→
内罰的
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
外罰的
がいばつてき
extrapunitive
S.ローゼンツワイクがパーソナリティのタイプを記述するのに用いた用語。他罰的ともいう。フラストレーションの原因を外部に求め,原因と考えられる他人や物に攻撃を加えるタイプ。ローゼンツワイクはフラストレーションの事態に対する反応のタイプを外罰的,内罰 (自罰) 的,無罰的の3つに分け,絵画フラストレーションテストによってそれを見分けようとした。内罰的な者は,フラストレーションの原因を内部に求め,困るのは自分が悪いからであるとして自責の念にかられるタイプ,無罰的な者は,原因は自分でも他人でもないとして寛容な態度をとるタイプをさす。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報