20世紀日本人名事典 「大井治」の解説 大井 治オオイ オサム 昭和期の実業家 大井証券創立者。 生年明治39(1906)年11月3日 没年平成2(1990)年10月13日 出生地福井県今立郡今立町 学歴〔年〕武生小学校高等科〔大正9年〕卒 主な受賞名〔年〕紺綬褒章〔昭和38年〕 経歴高等小学校を出て、大阪の株屋に。米子で株屋を始めたが、倒産、夜逃げ。昭和22年大阪で大井証券を設立、社長。証券ブームに乗って大躍進し、「北浜の天才児」といわれた。が、ワンマンが裏目に出て、40年不況の際、退陣。その後も大井総合美術社長として絵画ブームを演出するなど健在ぶりを誇示した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大井治」の解説 大井治 おおい-おさむ 1906-1990 昭和時代の実業家。明治39年11月3日生まれ。14歳で大阪北浜の株屋につとめ,ためた資金をもとに証券業をひらく。昭和22年大井証券(のち和光証券)を設立,独自の経営感覚で業績をのばし「北浜の風雲児」といわれた。40年株式不況のあおりをうけ社長を辞任。平成2年10月13日死去。83歳。福井県出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by