風雲児(読み)フウウンジ

精選版 日本国語大辞典 「風雲児」の意味・読み・例文・類語

ふううん‐じ【風雲児】

  1. 〘 名詞 〙 事変などの機会をとらえて才能をあらわし、目ざましい活動をする人。
    1. [初出の実例]「一代の風雲児と謳はれた彼」(出典:夜明け前(1932‐35)〈島崎藤村〉第一部)

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世界大百科事典(旧版)内の風雲児の言及

【オフュルス】より

…以後,イタリア,スイスと転々とし,41年にハリウッドへ。ダグラス・フェアバンクス・ジュニア主演の活劇《風雲児》(1947),シュテファン・ツバイクの短編小説を映画化した《忘れじの面影》(1948)などを撮るが,映画史におけるオフュルスの名声を決定的にしたのは,第2次大戦後(1950)フランスに戻って撮った4本の作品,《輪舞》(1950),《快楽》(1952),《たそがれの女心》(1953),《歴史は女で作られる》(1955)である。【高崎 俊夫】。…

※「風雲児」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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