大喝(読み)ダイカツ

デジタル大辞泉 「大喝」の意味・読み・例文・類語

だい‐かつ【大喝】

[名](スル)大きな声でしかりつけること。また、その声。「大喝一声」
「思いとどまれと―して」〈露伴・新浦島
[類語]譴責𠮟るおこ𠮟咤𠮟責𠮟りつける一喝お目玉大目玉

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精選版 日本国語大辞典 「大喝」の意味・読み・例文・類語

だい‐かつ【大喝】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) 大きな声で叱りつけること。大声でどなりつけること。
    1. [初出の実例]「倡優の升が赭顔突鬢、素を披し、長袴を踏み、大喝武を扮し、数首を一刀揮下に砍り飛ばす」(出典江戸繁昌記(1832‐36)三)
  3. 大きな掛け声

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普及版 字通 「大喝」の読み・字形・画数・意味

【大喝】たいかつ

どなる。

字通「大」の項目を見る

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