大学評価・学位授与機構(読み)だいがくひょうか・がくいじゅよきこう

  • だいがくひょうかがくいじゅよきこう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

大学の教育研究水準の評価を行ない,大学以外の高等教育機関での学習者に学位授与する機関。評価によって大学など (高等専門学校,大学共同利用機関を含む) の教育研究水準の向上をはかり,学位の授与により高等教育の発展を目的とする。 1991年学位授与機構として設立され,2000年大学評価・学位授与機構へと改組。 2004年大学評価・学位授与機構法 (平成 15年法律 114号) に基づき独立行政法人として発足

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知恵蔵の解説

大学以外の高等教育機関で学習した人たちの学習成果を評定し学位を授与するため、1991年から学位授与機構が活動を行ってきたが、それに新しく大学評価を行う機能が加えられ、2000年4月に設置された。大学評価については、98年の大学審議会答申が大学の自己点検・評価を補完するものとして第三者評価システムの設置を提案、学位授与機構を改組することで実現した。国立大学中期目標の達成度評価に関わるほか、国公私立大学の認証評価機関の役割も果たす。

(金子元久 東京大学教授 / 2007年)

大学以外で学んだ人たちの学習成果を判定し、学位を授与する学位授与機構が国の機関として1991年に設置された。さらに大学を評価する第三者機関としての機能が加わり、2000年4月に大学評価・学位授与機構が誕生した。学位授与業務に加え、国立大学の評価、ならびに大学評価に関する調査研究、情報の収集分析、提供を担う。04年度から、すべての大学、短大、高等専門学校が7年以内ごとに文部科学省が認証した機関の評価を受けることが義務づけられ、機構は認証機関として05年度から評価を開始。06年3月、初めての大学評価結果を公表した。初年度の対象大学は、長岡科学技術大学、豊橋科学技術大学、公立はこだて未来大学、大分県立看護科学大学だった。

(高橋真理子 朝日新聞記者 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

大学、短期大学、高等専門学校および大学共同利用機関の教育研究活動の状況を評価し、大学以外の高等教育段階での学習成果を評価して学位を授与するために設置された文部科学省所管の独立行政法人。前身の学位授与機構が、その業務に教育機関評価を加えることとなり、2000年(平成12)4月に大学評価・学位授与機構に改組。2004年4月に独立行政法人として再編成された。2016年4月、国立大学財務・経営センターと統合・再編し、大学改革支援・学位授与機構となった。

[編集部 2017年7月19日]

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