日本歴史地名大系 「大山道」の解説
大山道
だいせんみち
- 鳥取県:総論
- 大山道
大山を中心に四方に延びる、大山参詣のために開かれた道。大山は九世紀以後山岳仏教の霊地とされた。当初修験者のたどる道が形成され、やがて牛馬守護・水源保護の農業信仰の広まりによって大山を訪れる者がしだいに増加。近世以後因伯二国をはじめ美作・備前・備中など中国各地で大山講が組織され、奥参ともよばれる大山参の風習が民間に広まった。また大山
〔川床道〕
大山境内の東方約二キロ、
大山道
おおやまみち
- 神奈川県:総論
- 大山道
大山(現伊勢原市)参詣のために利用された道の総称。江戸中期以降庶民の間に大山信仰が広まり、参詣者の増加につれて重要な道となった。江戸からは東海道と
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報