常夜灯(読み)じょうやとう

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

常夜灯
じょうやとう

神仏を供養(くよう)するために、昼夜ともし続けられている灯明(とうみょう)。神社仏閣に多くは一対で安置されている。比叡山(ひえいざん)、高野山(こうやさん)では不滅の法燈(ほうとう)として、開創以来の灯明を献じている。[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

じょうや‐とう ジャウヤ‥【常夜灯】

〘名〙 一晩中つけておく灯火。
狂歌・狂歌活玉集(1740)上「飛ならば蛍といはん常夜燈雪の暮よりともす石山」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の常夜灯の言及

【常灯】より

…神仏の前でともす灯明。常夜灯,長明灯,常明灯ともいう。経典では闇を照らすことから知恵にたとえられ,わずかな灯明を供養することにも限りない功徳があると説かれ,そこから不断の灯火をともす信仰が生まれた。…

【灯台】より

…なお,神社の高灯楼は夜間照明の少なかった時代には陸上交通の目印となっている場合も多く,これも灯台と呼ばれ,近代都市の街灯の先駆としての役割を果たしている。17世紀後半以降,東廻航路・西廻航路の開発により廻航量が増加し,その寄港地である全国各地の港が賑わうが,夜間航行のため港の出入口や要所に灯台としての常夜灯が設けられた。多くは石製の高灯楼の形をしたもので,越前三国や出羽酒田などに残っているものは廻船問屋や問屋商人たちの寄付によって作られたことがわかる。…

※「常夜灯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

未必の故意

犯罪事実の発生を積極的には意図しないが、自分の行為からそのような事実が発生するかもしれないと思いながら、あえて実行する場合の心理状態。→故意[補説]作品名別項。→未必の故意...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

常夜灯の関連情報