大房岬(読み)たいぶさみさき

日本大百科全書(ニッポニカ) 「大房岬」の意味・わかりやすい解説

大房岬
たいぶさみさき

千葉県南部、浦賀(うらが)水道に面して突き出た南房総市(みなみぼうそうし)にある岬。大房崎とも書き、だいぶさき、だいぼうざきともよばれる。最高地点は85メートルで、岬の先端部は平坦(へいたん)である。北は富浦砂浜海岸が広がり、南・西側には海食崖(がい)が続く。第二次世界大戦中は軍の要塞(ようさい)地帯であったが、現在は南房総国定公園に属し、県当局の手でレクリエーション地開発が進められ、展望台、自然研究路、少年自然の家などが整備されている。

[山村順次]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大房岬」の意味・わかりやすい解説

大房岬
たいぶさみさき

千葉県南西部,東京湾湾口の館山湾北方に断崖をなして突出する岬。南房総市西部にある。砂質凝灰岩からなり,最高点は 82m。眺望に優れ,ハイキングコースやキャンプ場海水浴場がある。南房総国定公園に属する。

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事典・日本の観光資源 「大房岬」の解説

大房岬

(千葉県南房総市)
東京湾100選指定の観光名所。

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