出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…一部の下等な真核細胞では,長く伸びた分裂核は中央でくびれて2個の娘核となり,その間,核膜が無傷のまま分裂は完了する(無糸分裂)。また,原生動物の繊毛虫には大核と小核があり,大核は細胞の生活機能を支配する遺伝情報の発現を活発に行うのに対し,小核は遺伝子の完全なセットを子孫に伝えるためのストックであり,接合に際し,分裂して静止核と移動核をつくり,移動核を交換して合核を形成する。また,ある種の細胞では核が細胞質分裂を伴わず,複数の核をもった多核細胞になる場合や複数の細胞が二次的に融合してシンシチウムを形成する場合が知られている。…
… 内質中では核,収縮胞,毛胞,毛基体など種々の機能を営むために形態的に分化された器官があり,これらを細胞器官といっている。核は繊毛虫類では物質代謝に関係する大核と生殖に関係する小核の2個があるが,その他の類は1個である。しかし,オパリナ類では同質の多くの核をもっている。…
…大気中の水蒸気が飽和し凝結して,微小水滴を作るとき,その中心となる液体や固体の微粒子。粒径によってエイトケン核(半径0.2μm以下),大核(半径0.2~1μm),巨大核(半径1μm以上)に,また吸湿性の有無によって吸湿性核,非吸湿性核に分けられる。凝結核の多くは,いろいろな種類の燃焼の結果生じる燃焼生成物,ケイ素を主とした地表面を起源とする土壌物質,海洋上の波しぶきや気泡の破裂によって生じる海塩粒子のほか,大気中の微量ガスが日射や湿度によって反応してできる粒子からなっている。…
※「大核」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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