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大根役者 だいこんやくしゃ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

大根役者
だいこんやくしゃ

演技のまずい役者に対する蔑称江戸時代歌舞伎で,舞台上の俳優に対する悪態として使われたのが始り。現在では他の分野の俳優に対しても,同じ意味で使われている。大根格好が悪いからとも,食べても決してあたらないところからあたらない芸をさすようになったとも,その起源には諸説がある。

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デジタル大辞泉の解説

だいこん‐やくしゃ【大根役者】

演技力のない役者、芸のまずい役者をあざけっていう語。大根。
[補説]語源については、大根の根の白いことを素人(しろうと)に寄せていったもの、へたな役者を意味する「馬の脚」の脚から連想していったもの、大根はどのように食べても腹を壊さないので、へたなことと掛けて「当たらない」の意でいったもの、など諸説がある。

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大辞林 第三版の解説

だいこんやくしゃ【大根役者】

演技のへたな役者。大根。へぼ役者。だいこやくしゃ。 〔語源未詳。大根の根の白いことを素人しろうとという語に通わせたとする説、大根はいくら食べても決して「当たらない」という洒落しやれとする説、大根の鈍重な形からの連想とする説などがある〕

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

大根役者
だいこんやくしゃ

演技の下手な役者を軽蔑(けいべつ)していうことば。縮めて単に大根ともいう。その語源については諸説あって、ダイコン(大根)の根の白いところをしろうと(素人)っぽい演技の「しろ」にこじつけたとする説、芝居で馬の脚をする下手な役者のさまをダイコンに見立てたとする説、あるいは、ダイコンはどうやって食べても当たることがないところから、どんな役をやっても当たらない役者をいったものとする説などがある。[棚橋正博]

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世界大百科事典内の大根役者の言及

【ダイコン(大根)】より

…アミラーゼの活性はしょうゆでは阻害されないが,酢では阻害される。なお,へたな役者を〈大根役者〉というが,これはダイコンによる食中毒の例を見ないことから,〈あたったためしがない〉にかけたものだという。【菅原 竜幸】【鈴木 晋一】
[民俗]
 大根は,かつて青森県五戸地方で,10人家族でひと冬700本用意したというほど,漬物やかて飯の材料として日常の重要な食糧とされた。…

※「大根役者」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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