大福光寺(読み)だいふくこうじ

日本歴史地名大系 「大福光寺」の解説

大福光寺
だいふくこうじ

[現在地名]丹波町字下山 岩ノ上

蕨野わらびのの北部山麓にある。山号雲晴山、真言宗御室派、本尊毘沙門天

延暦年中(七八二―八〇六)鞍馬くらま(現京都市左京区)の僧釈峰延が開いたと伝える。初め現地北東にあるそら(深山ともいう)中腹にあったといわれ、その時の礎石が三十数個残る。現地に移ったのは嘉暦二年(一三二七)のことで(毘沙門堂棟木に墨書あり)、以後有力者の尊崇を得たという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む