大空町（読み）おおぞら

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

大空〔町〕
おおぞら

北海道北東部，藻琴山の北麓を占める町。北西部を網走川が北流し網走湖に注ぐ。 2006年東藻琴村と女満別町が合体して成立。農業が主産業で，米作のほか，テンサイ，ジャガイモ，豆類などの栽培が行なわれる。米作の北限。乳牛・肉牛飼育，養豚を中心に畜産も盛ん。網走湖ではシジミ，ワカサギ，シラウオなどの漁が行なわれる。網走湖畔一帯は網走国定公園に属し，南東湖畔の女満別湿生植物群落は国指定天然記念物で，ミズバショウ (水芭蕉)の群落で知られる。北見，網走地区の空の玄関，女満別空港がある。国道 39号線，334号線，JR石北本線が通る。面積 343.66km²。人口 6775（2020）。

出典　ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

日本歴史地名大系

大空町
おおぞらちよう

２００６年３月３１日：網走郡東藻琴村・女満別町が合併
⇒【女満別町】北海道：網走支庁
⇒【東藻琴村】北海道：網走支庁

出典　平凡社「日本歴史地名大系」