大西洋子午面循環(読み)タイセイヨウシゴメンジュンカン

デジタル大辞泉 「大西洋子午面循環」の意味・読み・例文・類語

たいせいようしごめん‐じゅんかん〔タイセイヤウシゴメンジユンクワン〕【大西洋子午面循環】

大西洋における海洋大循環。表層では南から北に向かい、深層では北から南に向かう。名称は、子午面に沿って温度や塩分濃度が異なる海水が南北に行き来することに由来する。

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関連語 正和

最新 地学事典 「大西洋子午面循環」の解説

たいせいようしごめんじゅんかん
大西洋子午面循環

Atlantic meridional overturning circulation

大西洋において,南半球と北半球にまたがる海水の南北鉛直循環。大西洋の上層(深さ約1,000m以浅)では北向きに流れ,北大西洋高緯度域での海水の沈み込みを伴い,下層(深さ約1,000〜3,000m)では南向きに流れる。世界の海洋を巡る深層循環の一部を担うとともに,大西洋では熱を北向きに輸送し,気候の形成や変動に重要な役割をもつ。主に海水の密度差に起因する力によって流れが生じ,風や潮汐のエネルギーによって維持されると考えられる。参考文献:C. Wunsch(2002) Science,Vol. 298: 1179

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