abyssal circulation ,deep water circulation
表層循環に対して,深海の底層あるいは主温度躍層以深の流れによって構成される地球的規模での海水循環。熱塩循環とも呼ばれ,塩分と水温に影響される海水の密度差によって駆動される。基本的な流れはH.Stommelによって提唱され,グリーンランド周辺で沈み込んだ海水が大西洋の西岸境界流として南下し,ウェッデル海で沈み込んだ海水と合流し,南極環海流の深層に流れ込み,その後,インド洋へ一部が流れ出し,残りの一部が太平洋の西岸境界流として北上する。すべての大洋では各々の西岸境界流から大洋内部域への流れの分岐が生じている。深層循環の一巡に要する時間は数百~約2,000年といわれている。
執筆者:川幡 穂高
参照項目:熱塩大循環
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…これを風成大循環wind‐driven circulation理論という。 ところが,後になって海の表層における大循環のみならず,潜流や深層循環まで含めて現実の海洋を表現するために,海水の鉛直方向の運動を合わせて考慮に入れることが必要となってきた。この場合,重要な役割を果たすのは海水の密度分布とその変化であり,海水の密度を決めるのはおもに温度(熱)と塩分と考えられるから,上記の風成大循環理論とは全く違った観点から大循環の成因を追求することになる。…
※「深層循環」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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