デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大谷尊由」の解説 大谷尊由 おおたに-そんゆ 1886-1939 明治-昭和時代前期の僧,政治家。明治19年8月19日生まれ。大谷光尊の4男。大谷光瑞(こうずい)の弟。浄土真宗本願寺派。日露戦争では清(しん)(中国)にわたり,従軍布教にあたる。明治43年同派執行(しゅぎょう)長,大正9年管長事務取扱となる。昭和3年貴族院議員。第1次近衛(このえ)内閣の拓務相。のち内閣参議,北支開発総裁をつとめた。昭和14年8月1日死去。54歳。京都出身。文学寮(現竜谷(りゅうこく)大)卒。号は心斎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例