天文潮(読み)テンモンチョウ(その他表記)astronomical tide

デジタル大辞泉 「天文潮」の意味・読み・例文・類語

てんもん‐ちょう〔‐テウ〕【天文潮】

月や太陽潮汐ちょうせきによって生じる潮汐天体潮

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「天文潮」の意味・読み・例文・類語

てんもん‐ちょう‥テウ【天文潮】

  1. 〘 名詞 〙 月や太陽などの引力によって生じる潮汐。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

海の事典 「天文潮」の解説

天文潮

潮汐は主として月・太陽の起潮力によって起こされる規則的な海面水位変化であるが、気温水温の変化、気圧の変化等によっても水位が変化し、その中で一定周期をもって規則的に起こるものは、潮汐の分潮の中に含めて扱い、気象潮と呼んでいる。これを区別して、純粋に天体の起潮力による水位変化の成分を指す のに、天文潮という言葉が使われる。 (永田

出典 (財)日本水路協会 海洋情報研究センター海の事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「天文潮」の意味・わかりやすい解説

天文潮
てんもんちょう
astronomical tide

月や太陽の引力によって起る潮汐。気象上の変化によって生じる気象潮と区別するときの用語

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android