コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

気象潮 きしょうちょうmeteorological tide

6件 の用語解説(気象潮の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

気象潮
きしょうちょう
meteorological tide

台風低気圧などの気象現象によって起こる海面の昇降。気象潮には気象要素の日変化や年変化によって生じる周期的な気象潮と,台風や低気圧の通過の際に起こる不規則的な気象潮があるが,前者は同じく周期的である天体潮に比べると周期は非常に小さい。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

百科事典マイペディアの解説

気象潮【きしょうちょう】

月および太陽による潮汐(ちょうせき)現象(天文潮)とは別に,気象条件によって海水面が昇降すること。気象条件としては,風による吹寄せ,低気圧中心部における低圧による吸上げ,沿岸の風浪の三つが考えられる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
百科事典マイペディアについて | 情報

海の事典の解説

気象潮

潮汐は月・太陽の起潮力によって起こされる規則的な海面水位変化であるが、気温・水温の変化、気圧の変化等によっても水位が変化する。この気象的な原因で 起こる水位変化の中で、一定の周期をもって規則的に起こるものは、通常、潮汐の分潮の中に含めて扱い、このような成分を気象潮と呼んでいる。24時間周期 の気象日周潮、1年の周期の太陽年周潮がその代表的なものである。 (永田)

出典|(財)日本水路協会 海洋情報研究センター
海の事典について | 情報

大辞林 第三版の解説

きしょうちょう【気象潮】

気象現象に影響されて起こる海面の昇降。台風の襲来に伴って起こる高潮はその一例。

出典|三省堂
大辞林 第三版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

気象潮
きしょうちょう
meteorological tide

気象(気圧、風など)や水温変化などに伴う潮位の変動をいう。潮汐(ちょうせき)は月と太陽の起潮力によって生じる天文潮astronomical tideが大部分であるが、気象や水温などの変化に伴う潮位変動も多少含まれている。気象潮には、1日周期、1年周期のように、比較的安定した周期的変動と、風や気圧の不規則な変動による一時的なものがある。潮汐表の計算には、周期的な気象潮のみが含まれている。台風など顕著な低気圧が通過すると、低い気圧と強風のため大きな気象潮が生じ、湾奥などでは海面が異常に上昇して高潮(たかしお)となることがある。[岡田正実]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone