コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

天狗俳諧 てんぐはいかい

4件 の用語解説(天狗俳諧の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

天狗俳諧
てんぐはいかい

俳諧の遊戯。1句の上5,中7,下5を3人が勝手につくり,あとでそれらをつなぎ合せて,偶然に意味が通じたり,まったくわけのわからない句ができたりするのを楽しむもの。江戸時代後期の明和5 (1768) 年の『葛藤』にその記事がある。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

てんぐ‐はいかい【天×狗俳諧】

俳諧で、上5字・中7字・下5字を三人がそれぞれ無関係に作り、それを組み合わせて1句とし、偶然に句意が通ったりおかしな句ができたりするのを楽しむ遊び。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

てんぐはいかい【天狗俳諧】

江戸時代の俳諧流行期に主として行われた言語遊戯。句の上五,中七,下五を,3人が互いに無関係に作り,のちにそれをつなぎ合わせて,意味が偶然に通じたり,まったくわけのわからない句ができたりするのを楽しむ遊び。しばしば物品や金銭をかけて行われた。上田秋成の《諸道聴耳世間猿(しよどうききみみせけんざる)》(1766)や秀億の俳書《葛藤(かつらふじ)》(1768)にその名が見えるのが早い例である。笠付【山下 一海】

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

てんぐはいかい【天狗俳諧】

俳諧で、上五・中七・下五を各自が随意作り、紙片に記したものを無作為に組み合わせて一句とする遊戯。偶然できた面白い句や意味の通じない句などに興じる。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

天狗俳諧の関連キーワード江戸小紋江戸座人別改抜け荷総礼俗楽代地天明俳諧談林俳諧貞門俳諧

今日のキーワード

信長協奏曲(コンツェルト)

石井あゆみによる漫画作品。戦国時代にタイムスリップした現代の高校生が病弱な織田信長の身代わりとして生きていく姿を描く。『ゲッサン』2009年第1号から連載開始。小学館ゲッサン少年サンデーコミックス既刊...

続きを読む

コトバンク for iPhone