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笠付 かさづけ

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百科事典マイペディアの解説

笠付【かさづけ】

雑俳の一種。冠(かむり)付,烏帽子(えぼし)付,五文字付かしら付などの別称がある。5文字の題に7・5の12字句を付けるもの。元禄ごろから京都の雲鼓(うんこ)〔?-1728〕らが主唱して行われるようになり,前句付とともに雑俳の主要様式となった。
→関連項目雑俳

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世界大百科事典 第2版の解説

かさづけ【笠付】

雑俳様式の一つ。〈待兼て〉というような5文字の題に〈わざと寝言にいふ嫁入(よめり)〉(《奈良土産》)のように7・5の句を付け,その付合を楽しむもの。古くは〈五文字付〉〈烏帽子付〉〈かしら付〉とも呼び,江戸では〈冠(かむり)付〉が多く用いられた。元来,連歌俳諧の句の仕立方の練習に行われた〈切句〉をヒントに,前句付(まえくづけ)の簡略体として,1693年(元禄6)ころ京都の雲鼓(うんこ)らが発明。前句付に次ぐ雑俳の主要様式として,人情風俗を詠み,とくに上方で流行した。

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世界大百科事典内の笠付の言及

【賭博】より

…平易な,日常の会話に似た解答がなされた。上の句が最初から付いているので,〈烏帽子付(えぼしづけ)〉〈笠付(かさづけ)〉〈冠付(かむりづけ)〉などと呼ばれた。笠付などは雑俳と総称されるが,3句1組の〈三笠付〉,連鎖風に続ける〈段々付〉など多様な型があらわれた。…

※「笠付」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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