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奈呉ノ浦 なごノうら

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

奈呉ノ浦
なごノうら

富山県北西部,富山湾の伏木港から放生津潟にかけての沿海の古称。奈呉ノ江,奈呉ノ海とも呼ばれた。射水市に属し,市内に地区名としての奈呉の江が残る。越中国に在任した国守大伴家持が「東風 (あゆ) をいたみ奈呉の浦廻 (み) に寄する波…」と詠んでいる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

奈呉ノ浦
なごのうら

富山県北部、射水(いみず)市、富山湾岸の旧放生津潟(ほうじょうづがた)一帯の古地名。かつては景勝の地で、越中守(えっちゅうのかみ)大伴家持(おおとものやかもち)も「奈呉の海人(あま)の釣する舟は今こそは舟棚(ふなだな)打ちてあへて漕(こ)ぎ出め」(『万葉集』巻17)などの歌を残し、放生津八幡宮(はちまんぐう)にその歌碑がある。奈呉の江という地名が残る。[深井三郎]

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