20世紀日本人名事典 「奥野信太郎」の解説
奥野 信太郎
オクノ シンタロウ
昭和期の中国文学者,随筆家 慶応義塾大学教授。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
昭和期の中国文学者,随筆家 慶応義塾大学教授。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
中国文学者、随筆家。東京の生まれ。陸軍軍人を父にもつ厳格な家庭に育ったが、陸軍士官学校をわざと落第、浅草オペラに入りびたるなどして、21歳、慶応義塾大学文学部予科に入る。与謝野晶子(よさのあきこ)門下の歌人でもあった。1948年(昭和23)より慶大教授。中国文学に独特の鋭い眼識をもっていたが、粋人肌の彼は論文というやぼな形式を好まず、もっぱら随筆を書いた。『随筆北京(ペキン)』(1940)、『柘榴(ざくろ)の庭』(1952)、『芸文おりおり草』(1958)その他多数がある。翻訳書としては『ちゃお・つう・ゆえ』(老舎作『趙子日』)など。
[村松 暎]
出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
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