妙慶寺(読み)みようけいじ

日本歴史地名大系 「妙慶寺」の解説

妙慶寺
みようけいじ

[現在地名]赤穂市加里屋

江戸時代の城下町北端、姫路街道の起点にある。正式寺号は真宗大谷派赤穂別院妙慶寺、通称別院。大谷山と号し、本尊阿弥陀如来。宝永元年(一七〇四)の加里屋町絵図によると、対面する普門ふもん寺との間に木戸門があり、関所的な役割をもっていたと考えられる。享保二年(一七一七)寺院開基(田淵家文書)によれば、江戸浅草あさくさ御堂(現東京都台東区)の寺内にあり妙慶庵と称したが、万治元年(一六五八)当地に移転。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む