妙慶寺(読み)みようけいじ

日本歴史地名大系 「妙慶寺」の解説

妙慶寺
みようけいじ

[現在地名]赤穂市加里屋

江戸時代の城下町北端、姫路街道の起点にある。正式寺号は真宗大谷派赤穂別院妙慶寺、通称別院。大谷山と号し、本尊阿弥陀如来。宝永元年(一七〇四)の加里屋町絵図によると、対面する普門ふもん寺との間に木戸門があり、関所的な役割をもっていたと考えられる。享保二年(一七一七)寺院開基(田淵家文書)によれば、江戸浅草あさくさ御堂(現東京都台東区)の寺内にあり妙慶庵と称したが、万治元年(一六五八)当地に移転。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「妙慶寺」の解説

妙慶寺

秋田県由利本荘市にある日蓮宗の寺院。寛永年間に、真田幸村(信繁)の娘、顕性院(お田の方)が建立したとされる。

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