すべて 

妙立(読み)みょうりゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「妙立」の解説

妙立 みょうりゅう

1637-1690 江戸時代前期の僧。
寛永14年生まれ。禅宗をおさめ,のち天台三大部を研究し天台宗に転じる。比叡(ひえい)山の大乗戒にかわって南山戒律を主張したため,異義者として追放された。没後,弟子の霊空により比叡山安楽律院の中興の祖とされた。元禄(げんろく)3年7月3日死去。54歳。美作(みまさか)(岡山県)出身。俗姓和田。法名は慈山。号は唯忍子。著作に「大乗止観頌註」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

すべて 

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む