改訂新版 世界大百科事典 「姥子」の意味・わかりやすい解説 姥子[温泉] (うばこ) 神奈川県西部,足柄下郡箱根町にある温泉。芦ノ湖の北,冠ヶ岳の北西麓に位置し,箱根温泉郷の一つに数えられる。単純泉,芒硝泉,45~50℃。800年の歴史をもつといわれ,足柄山の金太郎あるいはその母の山姥が目の治療に通った温泉との伝説がある。東に激しい噴気活動がみられる大涌谷があり,付近にはゴルフ場が多い。早雲山から大涌谷をへて芦ノ湖北岸の桃源台と結ぶ箱根ロープウェーが通じる。執筆者:谷沢 明 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
百科事典マイペディア 「姥子」の意味・わかりやすい解説 姥子[温泉]【うばこ】 神奈川県箱根町,箱根火山の神山北西麓の標高854m地点にわく箱根七湯の一つ。平安末期の発見という伝承があり,江戸時代には山の温泉として知られた。ミョウバン泉。40〜78℃。眼病に特効があるといわれる。静かな保養地で箱根ロープウェー,早雲山からのバスが通じる。→関連項目箱根 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by