宇野浩二(こうじ)の中編小説。1923年(大正12)3~4月『太陽』に発表、翌年7月文興院刊の同名の小説集に収録。東京・浅草で細々と団子屋を営む佐蔵は、昔仲間だった太十の遺児太一を引き取って育てている。たまたま銘酒屋の女おせきに太一を貸したところ、おせきは警察の目をカムフラージュするために太一を利用したのだとわかるが、ずるずるとそのことが繰り返され、いつのまにか子供を貸し出すのが商売になってしまうという奇妙な物語。宇野のもつ物語構想力と描写力が渾然(こんぜん)と和した名作で、市井に漂う名もなき庶民たちの哀歓が、ほろ苦いユーモアとペーソスで活写されている。
[森本 穫]
『『日本文学全集30 宇野浩二集』(1973・集英社)』
昆虫綱半翅目(はんしもく)同翅亜目セミ科Cicadidaeの昆虫。体長は雄32~39ミリメートル、雌23~28ミリメートル。体は黒色で、茶色や緑色の斑紋(はんもん)がある。雄の腹部は大きく、空洞で、発...
7/28 化学辞典 第2版(森北出版)を更新
6/26 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/17 デジタル大辞泉プラスを更新
4/17 デジタル大辞泉を更新
2/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新