ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「学校安全」の意味・わかりやすい解説 学校安全がっこうあんぜん 1959年 12月に公布された日本学校安全会法を根拠にした,学校における安全教育と安全管理の実施を内容とする。その目的は,傷害発生の防止と,安全生活への実践能力を身につけさせることにある。安全教育は,幼稚園では道徳性の芽生えや,安全を要する事象に関する経験を培うことを目指す。小学校では生命尊重,安全保持のための知識,習慣,態度の育成,救急処置の基本的技術の養成を目指す。中学校ではさらに,安全活動への積極的な協力が行えるよう指導をする。また,安全管理の面では,学校環境に対する安全管理と,児童,生徒の学校生活における安全管理という2点がある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by