安藤建設(読み)あんどうけんせつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「安藤建設」の意味・わかりやすい解説

安藤建設
あんどうけんせつ

建設会社,安藤・間の前身の一つ。1873年安藤方の名で創業,1911年に合名会社安藤組となり,1918年株式会社に改組設立された。1962年社名を安藤建設に変更。日比谷ビル,帝国ホテル新館,日立中央研究所,慶應義塾大学などの工事を手がけ,伝統的に学校,研究所,官公庁,事務所,銀行などの建築部門に強かったほか,半導体関連設備に実績があった。2003年,間組(ハザマ)と業務提携。2013年間組を存続会社として合併し,安藤・間(呼称安藤ハザマ)となった。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「安藤建設」の解説

安藤建設

正式社名「安藤建設株式会社」。英文社名「ANDO Corporation」。建設業。明治6年(1873)前身の「安藤方」創業。大正7年(1918)「株式会社安藤組」設立。昭和37年(1962)現在の社名に変更。本社は東京都港区芝浦。主力は建築で中高層建築に実績。プレハブ工法で先がけ。ハザマ東亜建設工業と提携関係。平成25年(2013)ハザマとの合併にともない安藤ハザマに吸収され上場廃止。東京証券取引所第1部旧上場

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