日本歴史地名大系 「宜野湾間切」の解説
宜野湾間切
じのーんまぎり
現宜野湾市域にあたる。北は
按司地頭は尚弘善(宜野湾王子朝義)、惣地頭は章惟列(宜野湾親方正親、「球陽」では亀方親方とある)が任命された(「球陽」前掲条)。また地方役人として地頭代に宇地泊大屋子、夫地頭に桃原・佐喜真・知念の大屋子(のちに親雲上となる)が置かれた(琉球国由来記)。このうち佐喜真大屋子については康熙二〇年の設置である(「球陽」尚貞王一三年条)。このほか首里大屋子・大掟・南風掟・西掟のほか、宜野湾・
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報