コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

村掟 むらおきて

3件 の用語解説(村掟の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

村掟
むらおきて

「村法 (そんぽう)」のページをご覧ください。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

村掟【むらおきて】

法度(ほっと)・村掟

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

村掟
むらおきて

室町時代の中期以降から江戸時代にかけて、村落において村民生活を規制する目的で作成された法。地下掟(じげおきて)ともいう。中世では定(さだめ)、置文(おきぶみ)、置目(おきめ)などともよばれ、近世では村議定(むらぎじょう)、村申合(むらもうしあわせ)、村規定(むらきてい)、村極(むらぎめ)と称されることもある。中世の村掟は、自らの村落生活を維持し、外部からの支配や侵略に抵抗するためや、特権を維持する目的で作成されることが多く、したがって村落成員が連判するなど、相互規定的側面が強かった。これに対して、江戸時代の村掟は、主として村落内部の秩序を維持する目的で作成され、村落成員が連判して村役人にあてた差出し証文的な性格をもつものも多い。中世のものでは1489年(延徳1)の近江今堀地下掟(おうみいまぼりじげおきて)が有名であるが、江戸時代の村掟は多数残されており、その内容も多岐にわたっている。その規定の内容を概略的にみると、江戸時代初期のものは、村の寄合のもち方、入会地(いりあいち)の利用権に関する規定、水利権に関するものなど、日常の生産や生活に関する具体的な問題を規定したものが多い。したがってこの段階の村掟は、その村落の抱えている問題を知るための史料として重要である。ところが、江戸時代の後期になると、倹約や博奕(ばくち)、盗人、火の番といった風俗取締りや年貢納入期限の厳守など村内秩序の維持を目的とした規定が多くなる。また、幕末になると、道徳的訓戒を抽象的に規定したもので、具体的な規定を含まないものが出てくる。なお、これらの村掟には、規定に違反した場合に過料銭を出すことを定めたものや、日常的な交際を止める「村ハチブ」の取扱いにすることを規定したものもある。[黒川直則]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の村掟の言及

【村法】より

…戦国大名の村落支配が確立するようになると惣の団結は大きく後退し,惣掟も村落の祭祀や,用水・山林利用など農耕秩序の維持に必要な条項に限られるようになり,近世の村法に移行する。【石田 善人】
[近世]
 村極(むらぎめ),議定(ぎじよう),村掟などともいう。近世に入ると,村民集会による村の意思決定は,領主により徒党として禁止されるようになるので,集会規定が消滅してくる。…

※「村掟」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

村掟の関連キーワード公家諸法度甲州法度村極諸宗寺院法度法度書ホットカーペットほっとりほっと・くホットケーブホットセル

今日のキーワード

日本政策投資銀行

1999年に日本開発銀行と北海道東北開発公庫を統合し、発足した政府系総合政策金融機関。一般の金融機関が行なう金融などを補完・奨励し、長期資金の供給などを行ない、日本の経済社会政策に金融上で寄与していく...

続きを読む

コトバンク for iPhone